哀れ、風前の灯の長崎ハウステンボス

2010年1月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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長崎県佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」(HTB)に死期が迫っている。野村証券グループが5年前に再建を請け負ったが頓挫。地元経済界に支援を乞うも、九州電力や西部ガスが主力の九州経済界は「観光は素人」と尻込み。旅行業大手のエイチ・アイ・エス(HIS)に助けを求めたが、「アジアからHTBへの送客には協力するが本体の運営は無理」と拒まれている。地元経済界もHISも「株主代表訴訟が怖いのだろう」(関係者)。東京ディズニーリゾート(TDR)以外の大型テーマパークは成立しない国内環境ではいかんともしがたい。“ハウステンボス”はオランダ語で「森の家」の意。オランダのベアトリクス女王が住むハウステンボス宮殿を再現したという触れ込みだった。もとは西彼町(現西海市)の役場の職員だった神近義邦氏が83年7月に開園した「長崎オランダ村」がその始まり。「大村湾の入り江に、長崎 ………

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