習近平脅かす「第5世代」暗闘

落ち目の江沢民。法輪功弾圧で険悪だった「ミサイルの父」の葬儀に出たが、その愛弟子は外遊に活路を求める。

2010年1月号 GLOBAL [中国「ナンバー2」訪日]

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2009年12月14日から4日間、中国の「ナンバー2」国家副主席の習近平が日本を訪問した。9月18日に閉幕した第17期4中全会で前国家主席の江沢民を後ろ盾とする習近平が人民軍事委副主席の座に就けなかったあとだけに、習近平をどう出迎えるか鳩山新政権にとっては今後の対中政策の“踏み絵”となった感がある。筆者は「ポスト胡錦涛」は李克強副首相との明確なシグナルが党全体に発せられたと考えるが、外遊を通じて権力衰退のペースに歯止めをかけようと画策する習近平に日本は利用されただけかもしれない。

「ミサイルの父」と気功弾圧

筆者が外交筋から知り得たところでは、バラク・オバマ米大統領が11月15~18日に上海、北京を訪問した際、江沢民は上海で大統領と会見しようと何度も働きかけたという。最終的に失敗に終わったのは胡錦涛指導部が強く反対したことのほか、米国サイドも4中全会の権力の分水嶺を見極めて、影響力に陰り ………

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