政権の「中空」ドーナツ 司令塔不在に亀井怪気炎

2010年1月号 連載 [政々堂々 第13回]

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鳩山由紀夫政権の迷走が止まらない。発足から3カ月近くが経つというのに、重要案件はなにも決まらず、政権には意思決定のメカニズムがないかのようだ。いや、メカニズムだけではない。沖縄・米軍普天間飛行場の移設問題や経済財政運営をめぐる右往左往ぶりをみると、もっと根本的な欠陥を抱えているようにみえる。政治とはつまるところ意思決定である。その意味で、この政権には「政治」そのものがないのではないか。まず、普天間問題をみよう。鳩山首相は政権発足直後「時間によって変化する可能性を否定しない」と述べ、県外・国外移設と唱えてきた公約の修正を示唆していた。それなら従来の日米合意通り、キャンプシュワブ沿岸部(名護市辺野古)への移設が有力になる。ところが社民党の強硬姿勢が明らかになると一転して12月3日、北沢俊美防衛相に「新しい候補地を検討してほしい」と指示し、グアム ………

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