民主党のアキレス腱「長妻厚労相」

「ミスター年金」が「検討中」を連発する不甲斐なさ。巨大組織を率いる大臣は荷が重かった?

2009年12月号 POLITICS

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「こつこつ資料に当たられ、その粘り強さには敬意を表するところだが、最近では『ミスター検討中』と呼ばれているそうですね……年金以外の医療・福祉のことがわからないなら、いつでも代わって差し上げますよ」10月28日の衆院本会議、自民党の西村康稔衆院議員の代表質問はカラシがきいていた。長妻昭厚生労働大臣は「ミスター年金」と呼ばれ、国民の期待も高い。その厚労相が就任以来、記者会見でしばしば「検討中」と口を濁し、「ミスター検討中」とあだ名される始末。野党に転じた自民党の攻撃対象になっている。民主党マニフェストの約6割は厚労省関連。目玉の「子ども手当」を含め、厚労省予算は一般会計の約3割を占める。長妻氏は年金実務にこそ詳しいものの、マネジメント経験がない。医療、福祉、介護から、雇用対策まで膨大な業務を担当する巨大官僚組織を率いる大臣が務まるのか、民主党内にも ………

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