「敗軍の将」イオン社長に退陣論

時価総額が就任時の半分に落ち込んだ。部下の意見に耳を貸さぬワンマン社長に高まる批判。

2009年12月号 BUSINESS

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「最近の業績悪化についての経営責任をどう考えていますか?」10月初旬、イオンの2009年3~8月期の決算発表で、岡田元也社長に厳しい質問が飛んだ。一瞬、たじろいだ表情を見せつつ岡田社長は淡々と答え始めた。「過去10年、主力のGMS(総合スーパー)は郊外ショッピングセンター(SC)の核店舗にするなど、売り場づくりや品揃えを含めた改革を進めてきた。しかし、世の中の変化は早く、(ユニクロなど新興の)専門店の攻勢に対応できなかった。リーマン・ショック以降、財布のヒモを締める消費行動の変化にも追いついていない。それへの対応が課題と思っています」社長辞任という自らの責任の取り方については答えなかった。その姿勢に冷水を浴びせかけるように、同社内外で「岡田退陣論」が囁かれている。09年2月期が28億円の連結最終赤字になったのに続き、09年3~8月期も同146億円の赤字を計上した ………

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