お荷物「スバル」をトヨタが見捨てる日

2009年12月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

富士重工業がトヨタ自動車のお荷物になりつつある。「スバル」ブランドで知られ、ラリーの世界では抜群の知名度を誇る富士重工も、08年度の年間生産規模はわずか55万台、吹けば飛ぶような弱小メーカーに過ぎない。05年にトヨタと資本提携し、現在はトヨタが株式の16%強を保有する筆頭株主だが、ダイハツ工業や日野自動車と異なり、富士重工はトヨタグループに含まれておらず、生産・開発の提携相手でしかない。サブプライム・ショック前、業績絶好調のトヨタは売れすぎて生産が追いつかず、設備の半分が遊休化していた富士重工の米国工場で主力車「カムリ」を生産、苦手なスポーツカーの共同開発にも乗り出した。好景気下では相思相愛の両社だったが、今やトヨタ自身が多額の赤字を計上し、300万台分の過剰設備を抱える。共同開発のスポーツカーも、燃費性能が車の生命線となった昨今では「絶滅危惧種 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。