羽田「第5滑走路」へ烽火の裏側

ゼネコンには「干天の慈雨」の大プロジェクト。「第4」の完工を前に、とらぬタヌキの皮算用か。

2009年11月号 BUSINESS

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公共事業圧縮下の目玉づくりか、「空の競争」時代到来を睨んだ風穴になるのか――日本航空の経営危機が連日報道され、航空業界の苦境に世間の関心が集まるなかで、羽田空港に「第5滑走路を新設しよう」という烽火(のろし)があがった。 羽田では現在、南側の多摩川河口に総工費6千億円をかけて第4滑走路を建設中。桟橋部ジャケット198基を海中に建てるなど、日本の建築技術の粋を凝らした工事が来年10月の使用開始に向けて急ピッチで進んでいるが、それにしても「第4」進行中に「第5」とは気が早い。提言は9月24日、国土交通省のシンクタンク、運輸政策研究機構が主催し、航空業界を中心に500人余を集めた「首都圏空港将来像シンポジウム」で発表された。機構内の首都圏空港将来像検討調査委員会(委員長は森地茂・運輸政策研究所長)が2年にわたって調査研究した成果で、浜田健一郎・ANA総合研究所社長 ………

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