アボットが日本勢を尻目にソルベイの医薬品部門を買収

2009年11月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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ベルギーの化学大手ソルベイの医薬品部門の売却先が米医薬品大手アボット・ラボラトリーズに決まった。売却額は約66億ドル。田辺三菱製薬やアステラス製薬が報じられたこともあったが、結局はアボットの手に落ちた。アボットは01年以降、独化学大手BASFの医薬品部門(クノール)や独化学大手デグサの医薬品子会社アスタ・メディカを買収している。05年には米医療機器大手ガイダントを手に入れ、心臓関連の医療機器事業を拡大した。また昨年、武田薬品工業との米国での合弁を解消し、独自の医薬品・医療機器メーカーへの脱皮を図っている。ちなみにベルギーの化学大手でソルベイとは別の道を辿ったのがUCBだ。04年に化学部門を売却、英国のセルテックを買収してバイオ医薬を強化した。化学品事業は優勝劣敗が明らかであり、それぞれの事業領域で一、二でなければ事業売却に走るのが常套手段だ。ソルベイ ………

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