守屋元防衛次官の控訴審 物議を醸す「実名暴露」

2009年10月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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元防衛省事務次官、守屋武昌被告(64)の控訴審が物議を醸している。一審で収賄と議院証言法違反の起訴事実をほぼ認めたが、二審では否認に転じ、付き合っていたのは山田洋行元専務の宮崎元伸被告だけではないと言わんばかりに、別の企業関係者の実名を明かし始めたからだ。東京高裁で8月21日に開かれた控訴審公判。守屋被告の代理人・弘中惇一郎弁護士は、一審判決の懲役2年6月、追徴金約1250万円の実刑を「不当な量刑」と批判し、収賄罪の執行猶予と偽証罪の無罪を主張した。注目すべきは、その控訴趣意書に装備品調達でやりとりをした業者の個人名が記されていることだ。「C‒Xのエンジンについて三菱商事の機種(P&W)が選定されなかった経緯についての説明(03年分) S部長」。S部長とは、例の社団法人日米平和・文化交流協会の理事を務めた人物。同じく同社団法人の専務理事で、脱税で起訴されて ………

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