三國谷金融庁に「秋の陣」振興銀行と新銀行東京に断

2009年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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金融庁新体制が三國谷勝範長官(昭和49年旧大蔵省入省)の下、始動した。2年前のサブプライム問題勃発以来、金融庁は「日本の金融システムは米欧に比べて安定的」と繰り返してきたが、危ない金融機関があるのは周知のこと。三國谷体制でも日本振興銀行や新銀行東京などの取り扱いが重要任務となる。金融庁は旧大蔵による護送船団失敗を反面教師に、経営介入を避ける姿勢を演出してきたが、「不介入」は平時の建前。昨秋のリーマン・ショックではリスク投資に傾斜した新生銀行とあおぞら銀行の財務状況が急激に悪化。引き取り手のない両行を金融庁が引き合わせ、恫喝して統合合意に持ち込んだ。そのやり口は、金融庁が唱える「ベター・レギュレーション(より良い規制)」とかけ離れ、銀行界からは「裁量行政の時代に回帰した」との声が漏れる。新生・あおぞらの「信管」を外した金融庁は、来月発足する ………

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