ルネサスとNECエレの 「ライバル統合」が難航

2009年9月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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国内半導体2位のルネサステクノロジと同3位のNECエレクトロニクスの経営統合が難航している。今春に来年4月の実施で基本合意したが、「統合比率をめぐる主導権争い」(関係者)が収まらず、7月末の最終合意が延期となり、国内最大の半導体メーカー誕生に暗雲が垂れ籠めてきた。もともと両社はデジタル家電を制御するマイコン市場で激しいシェア争いを繰り広げ、互いに「最大のライバル」と認め合う宿敵の関係にあったが、未曾有の経済危機に陥り、生き残りを懸け統合に踏み切った経緯がある。ライバル統合を複雑にしているのが、ルネサスの生い立ち。同社は日立製作所と三菱電機の共同出資会社で「今なお経営が一体化されておらず、実質的には3社の統合作業」(半導体大手)と揶揄されている。規模では劣るが、東証上場で存続会社となるNECエレは統合を控え、リストラ面で先行する。片やルネサスは親会 ………

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