皇太子の「廃太子」などありえない

雅子妃の病は必ず治る。天皇の学友が夫妻の別居、離婚、皇位放棄を論ずるのはお門違いだ。

2009年9月号 LIFE

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皇太子妃・雅子妃の“心の病”が露になって6年目、好転の兆しはなく、公務完全復帰への展望は見えない。天皇夫妻は金婚式、在位20年の佳節を迎えたが、健康不安が日常化している。そんなことを危惧した天皇の学友・橋本明氏が、皇太子夫妻の別居、離婚、また皇位継承を放棄する「廃太子」について、国民的議論をしてはどうかと提議した。俗に言えば、病気の女房を抱えた“跡取り”には、家を継ぐ資格がない。別れてはどうかというものだ。しかし、論理には雑駁な点もあり、実現の可能性はない。「廃太子論」を廃する論拠は、以下の通りである。

バッシングに立ち向かった父

橋本氏の提起は著書『平成皇室論』(朝日新聞出版)、雑誌『WiLL』9月号などに掲載されている。その前提は、「いま不測の事態が皇室に発生し、皇太子が践祚即位となったとき」、「東宮ご一家のご様子を拝すれば、様々な不都合が予見されながら、手をつけるにい ………

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