米ロ「リセット」へ秋にMD新提案

首脳会談の主題は「ミサイル防衛」と「イランの核」。東欧配備に抵抗するロシアを釣れるか。

2009年8月号 GLOBAL

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ラクイラ・サミット(主要国首脳会議)に先立つ7月6~8日、バラク・オバマ米大統領はモスクワを初めて訪問、ドミトリー・メドベージェフ大統領と就任以来2度目の首脳会談を行った。オバマ訪ロの最大のテーマは、昨年8月のグルジア紛争以降、劇的に悪化した米ロ関係をリセットすることだ。その取っ掛かりが12月5日に期限が切れる戦略兵器削減条約(START)に替わる新条約の締結交渉だった。「核のない世界を目指す」――4月5日、オバマ大統領がチェコの首都プラハで高らかに宣言したことは記憶に新しい。オバマ政権の「核削減イニシアティブ」とは、イランや北朝鮮を筆頭とする世界的な核拡散問題が深刻化するなかで、アメリカと並ぶ核大国ロシアとともに核削減の方向性を世界に示し、核兵器や関連技術の不拡散体制の一層の強化を図ることに真の狙いがある。今回の首脳会談で、米ロは核弾頭数を1500~1675 ………

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