米国は「イラン関与」を諦めない

大統領選後の混乱にネオコンが乗じたが、弱みを見せたイランにむしろ手を差し伸べる。

2009年8月号 GLOBAL

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「イランに対するエンゲージメント(関与政策)を続ける……」米国のオバマ政権が示したこの方針に内外から注目が集まっている。バラク・オバマ大統領は、初のモスクワ訪問を翌日に控えた7月4日、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューに応えてこう述べた。「われわれがイランに対して持つ国家安全保障上の利害は不変である。核兵器を開発させないこと、テロを輸出させないこと。そのためにイランが国際社会に再統合するための進路を提案しているのだ」また、翌日にはジョセフ・バイデン副大統領が米ABCテレビの人気番組「ディス・ウィーク」に出演して、「もしイランがエンゲージすることを望むならば、われわれはエンゲージするつもりだ」と述べ、対イラン関与政策を継続する意向であることを明確にした。「対話のオファーはまだ生きているのですか」との問いに「もちろん生きている」とバイデン副大 ………

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