中国「空母建造」は本当か

2009年8月号 連載 [「軍略」探照灯 第40回]

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中国の梁光烈国防部長(大臣)が3月20日、訪中した浜田靖一防衛相に「世界の大国で空母がないのは中国だけ。永遠に空母を持たないわけにはいきません」と述べたことで、日本では中国の空母建造が現実味を帯びて語られるようになってきた。すでに昨年12月30日付の朝日新聞では「中国は2009年から通常推進の空母建造を上海で始め、2015年までに5万~6万t級の中型艦2隻の完成を目指す」と報じ、さらに2月13日には「中国は2020年以降原子力空母2隻の建造を計画している」として、「東アジアの軍事バランスに大きな影響を与える」「周辺国だけでなく、米国も警戒を強めるのは必至だ」と評している。 これらの報道の出所は中国の海軍、造船関係筋のようで、日本でも防衛力整備計画の立案段階では、当事者の希望的観測が交じる報道が出がちだ。特に変なのは、今年から空母2隻の同時建造を始めるという点だ。初 ………

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