「ポスト麻生」の艱難辛苦 野党党首の覚悟はあるか

2009年8月号 連載 [政々堂々 第8回]

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自民党の落日が迫っている。自民党と公明党の連立与党は静岡県知事選に続いて総選挙前の天王山と位置づけられた東京都議選でも敗北し、もはや決定的な退潮が誰の目にも覆い隠せなくなった。いまや衆院解散・総選挙へのシナリオが最大の焦点だが、それを探る前にまず政権構造の変化をおさえておきたい。政権はいつも内側から壊れる。自民党政権の崩壊も総選挙を待たずして、まさに内側から始まっているように見えるからだ。*麻生太郎政権は都議選敗北に至る前、6月末に大きな節目を迎えていた。自民党役員人事の断念である。これをきっかけに政権を支える力学構造にひび割れが生じた。発足以来、政権には大きく3本の柱があった。一つは鳩山邦夫前総務相である。鳩山は自民党総裁選で麻生の選対本部長を3回も務め、麻生の側近ナンバーワンを自任していた。麻生は西川善文日本郵政社長と対立した問題の詰 ………

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