「日米軍需利権」復活へ政官業が大合唱

2009年7月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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脱税事件で起訴された「国防フィクサー」秋山直紀、日米平和.文化交流協会専務理事の利権復活を予感させるシンポジウムが5月13日、日本経団連ホールで開かれた。NPO法人「ネットジャーナリスト協会」(筆頭理事・塩川正十郎元財務相)が主催した「米国オバマ政権と日本の安全保障政策」だ。パネリストとして、秋山氏が仕切っていた日米安全保障戦略会議の常連だったウィリアム・コーエン元米国防長官、ウィリアム・シュナイダー米国防科学委員長らが登場。ボーイング社はパネリストの人選について、「モデレータ(西山淳一、三菱重工業顧問)から相談があった」と答えた。このシンポジウムはネットジャーナリスト協会が「株式会社Channel J」と連携して開催したもの。Channel Jの幹部S氏は三菱重工首脳と近く、Channel Jの取締役には元三菱商事副社長の相原宏徳氏が名を連ねる。相原氏といえば、西岡喬 ………

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