話題呼ぶ特ダネ記者の移籍

2009年7月号 連載 [メディアの急所]

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マスコミ業界で転職は珍しくなくなったが、新聞協会賞を受賞した記者ともなると、少し事情が異なる。所属会社がその記者を大事にするし、本人にも愛社精神が芽生えるからだ。高知県の「やみ融資問題」の調査報道とキャンペーンで高知新聞が01年度の新聞協会賞を受賞した時のデスクだった依光隆明氏は、現在、朝日新聞の水戸総局長。地方紙の編集局次長兼編集委員まで務めたベテラン記者の移籍として昨年、話題になった。その依光氏は新聞協会報の4月28日号に「高知新聞は町工場だったが、朝日の東京本社はトヨタの大工場という趣」と書き「大きな組織には大きな組織なりの魅力や利点がある」としながらも「町工場の良さ」を懐かしがっている風情だ。今年はもう一人仲間が加わった。長崎市長銃撃事件の写真報道で07年度の新聞協会賞を受賞した長澤潤一郎記者。毎日新聞長崎支局から西部本社報道部、船橋 ………

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