巨額損失の引責を免れた三菱東京UFJの執行役員

2009年7月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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三井住友銀行から巨額融資を引き出した不動産会社「コシ・トラスト」の中林明久社長らが、詐欺罪で起訴された。警視庁によれば、三井住友銀は02~07年、コシ社の仲介で約80社に約610億円を貸し込み、そのうち約160億円が焦げ付いた。コシ社の仲介は営業実態のない休眠会社が多く、中林社長らは架空の決算書や納税証明書を作り、担保には偽の不動産鑑定書を付けるなど、あの手この手で支店を騙し、カネを引き出していた。その一方で、行員に接待攻勢をかけ、ゴルフやリゾートホテルに連れ出し、さらにはマンションの家賃を負担したケースもあった。三井住友銀は警視庁に被害届を提出するとともに、内規に違反した3人の行員を処分する考えだ。実はコシ社にのめり込み、大やけどしたのは三井住友銀だけではない。「三菱東京UFJ銀行も数十社に約330億円を貸し込み、約110億円が未回収になっている。ロス見込 ………

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