「子連れ狼」が泣く新聞休載の真相

画期的な日経の劇画連載がたった1回で休載。「作者の都合」というが、裏側は奇々怪々。

2009年7月号 DEEP

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新聞が連載を始めて、1回だけで打ち切りなど前代未聞である。それが日経新聞で起きた。5月30日、若者向けに創設した「U-29」面で、創刊以来初めて連載劇画をスタートさせた。作・小池一夫、画・鈴木敏太の『結(ゆ)い 親鸞』である。ところが翌週の6月6日、1面に「作者小池一夫氏の都合により当面、休載します」という小さな社告を載せて、忽然と連載が消えてしまった。なぜなのか。小池氏と言えば、『子連れ狼』などの原作で知られる漫画界の重鎮。1977年には劇画村塾を設立し、『うる星やつら』の高橋留美子氏や『北斗の拳』の原哲夫氏ら数多くの若手漫画家を輩出した。著作権保護に熱心なことでも知られており、積極的に発言している。だが、表の発言とは裏腹に、小池氏の周辺では著作権トラブルが噴出。“著作権詐欺”と指弾されても仕方のない様相を呈していることが、連載開始直後の6月3日発売の ………

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