盧武鉉「賄賂」の行き先に平壌説

またも前大統領に政治的リベンジ。ネポティズムか、金正日に献上させられたのか。

2009年6月号 GLOBAL

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4月30日、「包括的賄賂罪」という罪名で韓国の盧武鉉(ノムヒヨン)前大統領が最高検察庁中央捜査部から事情聴取を受けた。直接的な見返りの有無とは無関係に、何らかの便宜提供が見なされたと判断された場合に適用されるのが「包括的賄賂罪」だ。靴メーカー会長である朴淵次(パクヨンチヤ)氏という政商が、前大統領の権良淑(クオンヤンスク)夫人に100万ドルを(07年6月)、前大統領の実兄の娘婿に500万ドルを(08年2月)、それぞれ提供し、それが盧氏の賄賂になったというのが、直接的な容疑である。100万ドルに関して、「わが家の者(家内)が頼んでそのカネを受け取り、使っている」と、盧氏は4月7日に自身のホームページで認めた。しかし、自分は知らなかったという立場だ。事情聴取でもこれを繰り返したと思われる。権夫人も、メディアには公表されずに実施された検察の尋問に、「主人には知ら ………

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