東欧が「破産国家」続出の危機

GDPが12%も縮小したウクライナは虫の息。ハンガリー、ポーランド、ルーマニアも危ない。

2009年6月号 BUSINESS

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東欧は、多種多様な言語、宗教、人種、歴史、文化を持つ地域だ。それが2回の世界大戦の原因にもなったほどだ。しかし東欧諸国は経済的には共通する特徴を有する。西側先進国に比べて遅れた経済、安価で質の高い労働力、資本主義経済に対する無知と未経験、西欧に隣接する地理的優位性……等々である。東欧諸国はソ連の崩壊で世界の市場に放り出されたあと、当初は社会主義時代に築き上げた生産インフラを生かしてうまく波に乗っていた。ほんの1年ほど前までは欧州経済のエンジンと目されていたほどだ。しかしサブプライムに端を発した世界信用危機によりあっけなく挫折した。東欧問題は過去に他の発展途上地域で起きた問題と共通するところが多い。まず輸出が牽引することで経済活動が活発になる。外国の資金流入が急激に増え、それによりバブルが生成される。しかし何らかのきっかけで(今回は「世界信用 ………

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