コスモスイニシアが新型の私的整理で再建へ

2009年6月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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マンション販売大手のコスモスイニシア(旧リクルートコスモス)が、私的整理の新手法「事業再生ADR」を活用し、再建を目指す方針を決めた。09年3月期は連結最終赤字が870億円に転落する見通しで、債務超過が不可避になったためだ。不動産業界では「莫大な赤字に正直言って驚いた」(マンション大手幹部)との声も聞かれ、改めて市況低迷の深刻さが浮き彫りになった。同社は05年、リクルートグループからMBOで独立。手頃な価格帯の物件販売に力を入れるなどして業績を伸ばしてきたが、市況低迷による販売不振や棚卸し資産の評価損計上で、単独での経営再建は困難になった。一般的な私的整理がメーンバンク主導で進むのに対し、事業再生ADRは政府の認定を受けた第三者機関が債権放棄の規模などを調整するのが特徴。同社は突出した借入先を持たないため、新手法で専門家の助けを借りて債務の株式化などを ………

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