読売のナベツネから宮本顕治の子息に連合会長まで与謝野人脈がずらり。「大連立」への布石か。
2009年6月号 POLITICS
〈5月15日の第3回会合で座長の電通最高顧問・成田豊が踏み込んだ「論点整理メモ」を提示する。自由討議を経て東大教授の伊藤元重と山内昌之、北海道大教授・宮本太郎の学者3人を起草委員に指名し、報告書の仕上げにかかる。中心は宮本だ〉連休中、バリ島でアジア開発銀行(ADB)総会に出席した財務・金融・経済財政相の与謝野馨。通貨外交の傍ら、脳裏を離れなかったのは手塩にかける首相官邸の有識者会議「安心社会実現会議」の運びだった。「与謝野の与謝野による与謝野のための」とも揶揄される同会議。休み返上で留守を預かった事務局長の前総務相・増田寛也は4日、日本BS放送の番組で実相を解説してみせた。「小泉改革は随分、良いこともやったが、生じた不安や悪影響にはよく目配りしなければいけない」「『安心実現』は内閣が何代にもわたって受け継ぐべきテーマだ。6月中旬までに報告書をまとめ ………
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