東芝とシャープの提携に高まる「険悪ムード」

2009年5月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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東芝とシャープの関係が険悪になっている。原因は07年末に交わした包括的な業務提携契約にある。07年末は薄型テレビに使われる液晶パネルをめぐって大がかりな提携が相次いだ。そうしたなかパナソニック、日立製作所、東芝が共同運営していた液晶パネルメーカー、IPSアルファテクノロジの経営の主導権をパナソニックが取得。これを機に東芝は「パナソニック―日立―東芝」の3社連合を離脱して、シャープに接近した。シャープは当時、大阪府堺市に液晶パネルの生産設備としては最先端となる第10世代とよばれる工場を建設することを表明。東芝はこの堺工場から液晶パネルを調達し、自社ブランドの液晶テレビに組み込む一方、自社製の液晶テレビ用画像処理半導体をシャープに供給するとした。これが業務提携契約の中身だ。ところが、シャープはいっこうに半導体を調達しようとせず、今日に至っている。このた ………

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