談合事件で辞任した大林組会長が復活した理由

2009年5月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

大林組の代表取締役会長に、創業家出身の大林剛郎取締役(54)が2年ぶりに復帰する。同氏は官製談合事件で引責辞任した後も役員に名を連ねており、建設業界ではいずれトップに返り咲くとの見方がもっぱらだった。ただ、同事件をめぐる株主代表訴訟の被告人として現在も係争中なだけに「コンプライアンス上、問題のある人事。事件を本当に反省しているのか」(国土交通省関係者)との声も聞かれる。大林氏は3代目社長・芳郎氏の次男。77年に同社入りし、副社長、副会長などを経て03年に会長就任。しかし、07年に大阪府枚方市発注の清掃工場建設をめぐる談合事件で大林組の元幹部らが逮捕されたため、責任を取って取締役に降格していた。同社幹部は「厳しい経営環境を乗り切るには、創業家出身の会長と叩き上げの社長のツートップで営業を推進するのがベスト。社内の求心力も回復する」と強調する。今なお ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービスです。年間定期購読をご契約の方は無料でご利用いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※ご利用いただけるサービスは購読コースにより異なります。詳しくはこちらをご覧ください)。