「月刊現代」復刊めざす「現代プレミア」登場

2009年5月号 連載 [メディアの急所]

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今年1月号の本欄で「月刊現代」の廃刊を取り上げ、「再開の日を期待したい」と書いたが、意外に早くその機会がやってきた。講談社MOOK「現代プレミア」のお目見えである。復刊ではなく、とりあえず単発の発行で、廃刊時の編集長である高橋明男氏が企画した。「月刊現代」と同じサイズ(約300ページ)で値段は1200円。5月中旬に書店に並ぶ予定だ。目玉は「ノンフィクション作品1000選」。佐野眞一、岩瀬達哉、魚住昭、加藤陽子の各氏ら10人の著名ライターが、それぞれ100冊のノンフィクションをコメント付きで推薦している。いとうせいこう、重松清両氏らによる座談会「インターネット時代のノンフィクション」も面白そうだ。誤算は、外務省を休職中の佐藤優氏と元財務官僚の高橋洋一氏による対談が掲載できなくなったこと。「国家が嘘をつくとき」というテーマで対談を終えていたが、高橋氏が窃盗容疑で ………

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