次期駐日米国大使はミネタ元下院議員が有力

2009年5月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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次期駐日米国大使の発令が遅れている。朝日新聞がハーバード大学ケネディスクールのジョセフ・ナイ学長に決定と報じてから4カ月が経っている。消息筋によると「日系アメリカ人のノーマン・ミネタ元下院議員(民主党・カリフォルニア州選出)が急浮上している」という。ミネタ氏は4月上旬に訪米した経済同友会の代表団との会談で、「孫が日本のディズニーランドに行くのを楽しみにしている」と語ったことからも当確と見られる。74年に日系アメリカ人として初めて米本土で下院議員に選出された後、クリントン政権の商務長官、ブッシュ政権の運輸長官を歴任。米西海岸のアジア・コミュニティーにおける発言力は絶大である。6月までに発令される見通しだ。ところで、4月14日から18日にかけて我が国の超党派議員団がワシントンを訪れる。戦略国際問題研究所(CSIS)と笹川平和財団の共催による外交安保セミナ ………

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