「輸入車=高級車」を超えられるか

2009年4月号 連載 [industryの極意 第12回]

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「輸入車」という言葉の中には、単に外国で作られた車というだけでなく、国産車で満たされない何かを期待する願望が潜んでいるのではないだろうか。文明開化以来「舶来品」に対するイメージが潜在意識の中に定着し、機械製品はドイツ製に全幅の信頼をおき、フランスやイタリアにはファッション性を求める傾向が日本では今も続いている。輸入車は同じサイズで比較して国産車より高価格で販売されているので、購買層も限られる。この購買層には、ブランドイメージが特に重要である。希少価値を狙って台数の少ないモデルを好む「好き者」「変わり者」がいるのも、輸入市場の特徴である。統計によれば、2008年のわが国の年間新車登録台数は軽自動車を含め508万台、軽を除き321万台。うち、外国で生産された日本メーカーの逆輸入車を除く純粋の輸入車は19.4万台(軽を除き占拠率約6%)であった。輸入車登録 ………

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