重野 安正(社民党幹事長)

地に墜ちた日本財界のモラル

2009年4月号 連載 [如是我聞]

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「今年2月、キヤノンの御手洗冨士夫会長の国会招致を要求しました。日本経団連会長を兼ねる御手洗さんは、私の地元が生んだ最も有名な経営者です。大分県は莫大な資金をつぎ込んで工場用地を整備し、キヤノンの誘致に成功しました」「ところが、事もあろうに昨年末、大分キヤノンは1097人もの派遣労働者を解雇したのです。多くの労働者が寮から追い出され路頭に迷った。その一方で、大分キヤノンはハローワークや求人誌を通じて期間工の募集を行っていました。私は矢も盾もたまらず、現地視察に向かいました」「大分キヤノンは『解雇したのは請負会社。我々がやったことではない』とけんもほろろです。そこで『派遣切り』に遭った人たちと大分キヤノン本社前で抗議集会を開きました。翌日、面談に応じたキヤノン本社の専務らに再雇用を迫りましたが、まともな回答を得られませんでした」「『財界総理』 ………

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