「危ないマツダ」がスズキに急接近

フォードに逃げられ、資金繰りも厳しいマツダ。公的資金と提携戦略に望みをかける。

2009年3月号 BUSINESS

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「就任おめでとうの挨拶はありませんでした」「親しい経営者からはよく引き受けたな、貧乏くじなのに、と言われました」マツダの山内孝社長は2月4日、2009年3月期の第3四半期連結決算を都内で発表したが、その冒頭でこう切り出した。マツダは08年11月19日、米フォード・モーターがマツダの株式を売却(出資比率は約33.4%から約13%に)した際に、山内氏が副社長から社長に昇格していたが、減産やコスト削減の対応策に追われていたため、2月4日が東京の報道陣への新社長のお披露目となった。確かに「貧乏くじ」だ。この日発表した09年3月期通期の業績見通しは250億円の営業赤字(08年3月期は1621億円の黒字)、130億円の当期赤字(同918億円の黒字)にそれぞれ落ちる。当期損益が赤字になるのは8年ぶりだ。理由は、自動車各社に共通の全世界での販売の落ち込みと円高。販売減で880億円、円高で1030億円 ………

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