元KGBスパイが1ポンドでロンドン有力夕刊紙を買収

2009年3月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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ロンドンの有力夕刊紙「イブニング・スタンダード」が、旧ソ連国家保安委員会(KGB)の元スパイだったロシア人富豪、アレクサンドル・レベジェフ氏に、たったの1ポンドで買収されることになった。ロンドンではここ数年、企業広告に支えられた無料夕刊紙が部数を拡大、有料の同紙は部数の伸び悩みや広告減で経営が悪化していた。レベジェフ氏は「編集の独立性は守る」と強調し、向こう3年間で2500万ポンドを投じ、黒字化を図るという。1827年創刊の同紙は14紙が犇めく激戦を経て1980年代以降ほぼ一貫してロンドン唯一の夕刊紙としての地位を守ってきた。しかし、最盛期には64万部を超えた部数も、豪メディア王ルパート・マードック氏傘下の無料紙など3紙との競合で、今や30万部を切るほど低迷している。企業広告の枯渇も重なり、今期の損失は1500万ポンドにまで拡大する可能性がある。 同紙を買収したレ ………

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