ナブコ・パイプラインに「イラン参加」が急浮上

2009年3月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

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エネルギー資源の脱ロシア依存を図る欧州と米国が後押しするナブコ・パイプライン計画に、イラン参加の可能性が急浮上している。ナブコはカスピ海産の天然ガスをトルコ、ブルガリア、ルーマニア、ハンガリー、オーストリア経由で欧州に直接運ぶ計画で、完成すれば全長3300キロのパイプラインを通じて210億立方メートルのガスを輸送できる。背景には、パイプライン経由地であるトルコのエルドアン首相が1月19日、同国の欧州連合(EU)加盟が滞るのなら、ナブコ計画から撤退も辞さないと表明したことがある。また安定供給国として期待されるアゼルバイジャンやトルクメニスタンも、両国の保有量だけでは供給目標を達成できないとの懸念がある。欧州委員会のホセ・バローゾ委員長らはイラン参加の可能性を否定しているが、1月末には、欧州議会の中央アジア政策担当幹部が「イランの参加も視野に入れるべき ………

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