「日興コーデ争奪」三井住友が攻勢

証券界の勢力図を塗り替える買収合戦。「お家の事情」で三菱UFJとみずほは出遅れか。

2009年3月号 BUSINESS

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「日興コーディアル証券の買収の地ならしに、三井住友フィナンシャルグループ(FG)の北山禎介社長がニューヨークに飛んだ。かねて親交のあるシティグループのパンディットCEO(最高経営責任者)とサシで会談したらしい……」2月初めに金融界を駆けめぐった情報に、ライバルの三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)やみずほFGの首脳は顔色を失った。ダークホース、三井住友FGの素早い動きの背景に、「経営が弱っている大和証券グループ本社も抱き込んだ証券大統合への野望」(みずほFG幹部)を嗅ぎ取ったからだ。証券化商品など多額の不良資産を抱え込み、2008年12月末時点で計9.4兆円もの損失を積み上げた米金融最大手のシティグループ。米政府はその破綻回避のため、事実上の一時国有化に踏み切った。「まな板の上のコイ」となったシティは1月16日、グループを預金や融資、投資銀行業務など中核部門 ………

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