短所を克服した欧州車の「誇り」

2009年3月号 連載 [industryの極意 第11回]

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欧州は北米と並んで年間約2千万台の伝統的な大自動車市場であるが、市場の性格はまったく別だ。まず、国の数が多い。国の生い立ち、民族の性格は大いに異なる。その中で主要な自動車生産国はドイツ、フランス、イタリア、英国、スペイン、それにスウェーデン、チェコなどが加わるが、近年の世界的業界再編により大資本の傘下に統合されているケースもある。欧州は国別には多彩な市場だが、かなりの共通点もある。列挙すれば、エネルギーを輸入に頼り節約の精神が徹底しており実用性の高い小型車作りが評価されること、高い消費税のためクルマの価格が高いこと、日常使用のほか全国民が毎年3週間以上の長いバカンスを取るなどの生活習慣からクルマの車内空間の最大限の利用が求められること、小型エンジンをフルに使用するので動きが緩慢なオートマチックが敬遠されることなどであろう。運転は日本や米国 ………

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