資金繰りに汲々 泥沼に嵌まった野村HD

2009年3月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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野村ホールディングスが揺らいでいる。サブプライム問題で多額の損失を被り、破綻した米リーマン・ブラザーズから人材を引き取ったものの、ろくに案件をこなせず、ただ飯食らいの状態。おまけに元米ナスダック会長が引き起こした巨額詐欺事件にも巻き込まれる始末だ。社内ではリーマン投資などの失敗案件を強引に推し進めた渡部賢一社長と柴田拓美副社長に対する不満が鬱積している。遠からずクーデターに発展してもおかしくない雲行きかと思いきや、その気配はなし。それもそのはず、野村の08年4~12月期連結決算は4900億円の最終赤字に陥る業績不振。内輪揉めよりも目先の資金調達に汲々としているのが、「ガリバー野村」の偽らざる内情だ。ウォール街からインベストメントバンクが消え去った今も、時代遅れの投資銀行路線を突き進む野村。金融市場は野村の先行きに不安を感じ取り、昨年11月から12月 ………

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