ハマスとイランが企むロケット弾密輸

ダマスカスの密会を傍受した。イラン製長距離弾の搬入阻止へ、MI6とモサドが懸命に追跡する。

2009年3月号 GLOBAL

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イスラエルは昨年12月末からパレスチナ自治区ガザに対し空爆や地上侵攻を行い、児童400人を含む1300人以上のパレスチナ人犠牲者を出して1月21日に撤退した。そのイスラエルで2月10日に総選挙が行われたが、汚職事件で辞意を表明したエフード・オルメルト首相の後継を選ぶ選挙戦のさなか、ガザを実効支配するイスラム原理主義勢力「ハマス」の政治部門最高指導者でシリアに亡命中のハレド・メシャールが、イランの大物2人とシリアの首都ダマスカスで密会した。英国の対外諜報機関MI6のダマスカス偵察班がこの会合を察知し、“傍受”に成功した。イランの大物とは、アリ・ラリジャニ国会議長と、イランの中東専門家でイラン核開発計画の交渉責任者も務めるサイード・ジャリリ最高安全保障委員会事務局長である。2人はイラン航空のボーイング727型機でテヘランを出発、ダマスカス近郊の軍用基地に降り立った ………

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