「減反見直し」で大揉め農水族が大量離反か

2009年3月号 POLITICS [ポリティクス・インサイド]

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コメの生産調整(減反)の見直しを中心とした農政改革をめぐり、政府・与党内の対立が深まっている。麻生太郎首相と石破茂農林水産相は改革を進めようとしているが、兼業コメ農家の「票田」を失いたくない農水族は断固阻止の構え。このまま対立が続けば農水族の大量離反の恐れもある。火をつけたのは石破農水相。昨年の総裁選でも減反の見直しを主張していたが、暮れに「廃止も含めて減反を見直す」と発言、1月には農水省の審議会に農政の基本計画の見直しを諮問した。麻生首相も施政方針演説で「発想を転換し、すべての政策を見直す」と、これを支持。政府はコメ農家に事実上義務づけている減反を、参加の諾否を選べる「選択制」に変える案を描いている。減反面積は水田の4割に達しているのに、ここ数年、コメは余っている。一方、世界貿易機関(WTO)での交渉は、日本に課す安い外国産米の輸入量を上 ………

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