毎日、産経、西日本の3社連合の行方

2009年2月号 連載 [メディアの急所]

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新聞業界再編の第二幕が上がった。既存の朝日(A)、日経(N)、読売(Y)のANY連合に対抗して、毎日(M)と産経(S)が08年末、九州の有力ブロック紙、西日本新聞(N)を交えた対抗軸(MSN連合)構築に動き出した。今年10月から九州地区のMの工場でSを刷り、配達はMSNの3社で協議する。中四国地域でも、大地震やシステム障害などの非常時には岡山県内のMとSの工場で相互支援することで合意した。Sは現在、九州に足場がなく、大阪で刷った新聞を空輸し、西日本に配達を委託しているが、これを九州現地印刷に切り替えればコスト削減と配達時間の短縮が可能になる。Mにとっては部数減で低下する九州の工場稼働率を上げるメリットがあり、西日本にとってもM、Sとの共同輸送・配達はコスト削減につながる。どの社も編集部門を聖域として守りつつ、印刷、配達部門は他社との連携に動いている。ANYも有事の印 ………

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