「襲名」ラッシュに沸く東西落語界

年ごとに派手になる大名跡の襲名披露。先代の名を継ぐ力量ありや。

2009年2月号 LIFE

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この3月、二代目林家三平が誕生するというので東京落語界は大いに盛り上がっている。来年には、テレビ「笑点」の司会で知られた三遊亭圓楽が三遊亭楽太郎に六代目を譲る。上方落語でも、今年中に五代目桂文三と三代目桂春蝶の名が復活、来年は六代目笑福亭枝鶴の誕生が話題になっている。東西の落語界は、近年、襲名ラッシュである。懐かしい名跡の復活は、ファンにとってはまことに結構な話だが、年々派手になり、お祭り騒ぎが大きくなると、それだけに留まらない何かが見えてくる。さまざまなウラ事情、思惑、光と影――。「襲名」は、なにも落語界に限ったことではない。歌舞伎、文楽、舞踊、能狂言のほか、長唄、浄瑠璃などの邦楽、講談、浪曲などの大衆芸能、相撲界にもあるし、「怖いおにいさん」たちの団体にも襲名制度がある。怖い人たちは別として、すべて伝統芸能の世界の慣行である。新聞、テ ………

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