西川「日本郵政」社長解任へ

「かんぽの宿」のオリックスへの一括譲渡に、鳩山総務相が「待った」。抵抗する役員陣を総入れ替え。

2009年2月号 BUSINESS

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珍しい光景だった。1月9日午前の衆議院予算委員会で、質問に立った民主党の枝野幸男・元政調会長が、答弁する鳩山邦夫総務相に「良識ある発言だ」とエールを送ったのだ。麻生政権を早期解散に追い込もうと野党が対決色を強めているさなか、一瞬、シンパシーを通わせる奇妙な時間が流れた。発端は12月26日、日本郵政が保養宿泊施設「かんぽの宿」をオリックスに一括譲渡すると発表したことにある。日本郵政は22日に総務省に報告していたが、鳩山総務相は新聞報道ではじめて知ったという。「かんぽの宿」は全国に72施設あり、簡易保険の非加入者も含め年間200万人が宿泊し、平均稼働率は70%。ただ、客室単価が安く年間40億円の赤字事業だ。日本郵政株式会社法の附則により、民営化から5年以内の譲渡か廃止が決まっている。日本郵政は70施設を一括譲渡することにして、メリルリンチ日本証券をアドバイザー ………

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