知られざる本命「岡田克也」

小沢が首相の座に就く確率は五分五分。中堅、若手を中心に民主党内の大勢は「次は岡田」で固まりつつある。

2009年2月号 POLITICS [沸き起こる待望論]

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「果たして小沢は総理になるのか」いうまでもないが、今年の政界の唯一最大の関心事は、任期満了となる9月までには必ず行われる総選挙の結果、つまり与野党逆転が実現するかどうかという点にある。だが、「自民劣勢、民主優勢」の構図が続き、総選挙での政権交代の可能性が現実性を持って語られるようになる中、早くも選挙結果を飛び越えて「次期政権のリーダー」に関心が集まり始めている。仮に民主党中心の連立政権が誕生した場合、新政権の総理候補の「大本命」が小沢一郎民主党代表であることは間違いない。だが、「権力の二重構造」を好む性格、最終目標が政界再編にあることが透けて見える過去の政治行動、健康問題などから、「小沢は誰か他の人物を立てるのでは」という疑念が消えない。そうした状況の中で今、改めて密かに注目を集めつつある人物が、元民主党代表の岡田克也である。民主党の代 ………

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