東芝が柏崎に「新工場」建設狙いは原発再稼働促進

2009年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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東芝がリチウムイオン電池の新工場を新潟県柏崎市に建設すると発表した。09年秋に着工し、15年には月産1千万個の生産を目指す。景気悪化で企業が一斉に大型投資を手控える中で、数百億円を投じて国内に新工場を設けるのは珍しい。東芝は柏崎・刈羽地域が電気自動車の導入に熱心であること、現在リチウムイオン電池を生産している佐久工場(長野県)に近いことなどを建設理由に挙げているが、電機業界では「原発立地対策」との見方がもっぱらだ。新潟県中越沖地震の被害を受けた東京電力の柏崎刈羽原子力発電所は復旧工事が進み、近く再稼働に向けた地元との協議が本格化する。新工場は円滑な再稼働に協力を取り付ける「アメ」というわけだ。東芝は柏崎刈羽にある7基の原子炉のうち5基を施工している。巨費を投じて米ウェスチングハウスを買収し、中国など海外で三菱重工業と原発の受注を競う同社として ………

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