経済同友会の副代表幹事が「3人欠員」の異例事態

2009年2月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

  • はてなブックマークに追加

経済同友会の副代表幹事に内定したベルリッツインターナショナルの内永ゆか子CEO(最高経営責任者)が辞退を申し出たため、定款で定める副代表幹事16人に対して3人目の欠員が発生する異例の事態に。日本経団連が副会長の上限を現行の15人から18人に増員する中、同友会の地盤沈下が改めて浮き彫りになった格好だ。同友会は昨年12月19日の幹事会で、内永氏のほか野村証券の稲野和利副会長、バンダイナムコホールディングスの高須武男社長の2氏を副代表幹事に起用することを決めた。ところが同日午後の記者発表の直前に、内永氏が「正副代表幹事会など会議への出席負担が重い」(同友会幹部)との理由で辞退を伝えてきたという。同友会は経営者が個人資格で参加する団体であり、「政策本位の提言」(桜井正光代表幹事)を重視し、「モノ言う財界」として活動してきた。ところが、「最近は実現性に乏しい空 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

FACTA onlineは購読者限定のオンライン会員サービス(無料)です。年間定期購読をご契約の方は「最新号含む過去12号分の記事全文」を閲覧いただけます。オンライン会員登録がお済みでない方はこちらからお手続きください(※オンライン会員サービスの詳細はこちらをご覧ください)。