英国がVATを時限減税麻生流の「先楽後憂」予算

2009年1月号 GLOBAL [グローバル・インサイド]

英国で「今買って後で払おう」は、家電小売店で見かけるローンの広告の文句だが、英政府は景気浮揚を狙い国を挙げて「先楽後憂」の経済政策をとろうとしている。アリステア・ダーリング財務相が発表した09~10年度の予算編成方針(プレバジェット)で示したもので、12月から付加価値税(VAT)を2.5%時限減税する一方、11年度以降に高所得者層の所得税や社会保障負担率を引き上げる。これで09年度公的借入額は1180億ポンドに膨れ上がる見通しで、労働党政権の一大ギャンブルと見られている。VATの引き下げ期間は09年12月末までの13カ月間。「そのころには景気も回復基調」(同財務相)との見方に基づく。消費者の財布は125億ポンド分膨らむが、英国ではもともと食品や子供用品、書籍などにはVATがかかっていないため、白物家電など大型耐久材の消費意欲を刺激しようというのだ。一方、次の総選挙が10年 ………

ログイン

オンラインサービスをご利用いただくには会員認証が必要です。
IDとパスワードをご入力のうえ、ログインしてください。

ID(メールアドレス)
パスワード  (半角英数字)
 次回から自動的にログイン

IDを忘れた方はこちら
パスワードを忘れた方はこちら
年間定期購読のお申し込みはこちら