再編に乗り遅れた「松屋」古屋会長の重すぎる存在

2009年1月号 BUSINESS [ビジネス・インサイド]

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景気後退に伴う消費不振と少子高齢化による市場縮小に苦しむ百貨店業界。高島屋と、阪急・阪神百貨店を傘下に収めるH2Oリテイリングが経営統合を決めたことで、「行き場を失った松屋」(証券アナリスト)の前途に赤信号が点っている。都内の銀座と浅草に店を構える松屋は、他の百貨店と一緒になっても「店舗の重複が少ない」(百貨店業界関係者)ことが利点だった。このため銀座に店がない伊勢丹や高島屋、大丸などがアプローチをかけた経緯がある。ところが、大丸と松坂屋、伊勢丹と三越、そして高島屋と阪急が統合に踏み切った現在、松屋のこの「魅力」は薄れた。なぜなら、松坂屋、三越、阪急(旧数寄屋橋店)はそれぞれ銀座にも店を展開しているからだ。07年5月、48歳で松屋社長に就任した秋田正紀氏は阪急電鉄出身で合理的発想の持ち主。「大胆な提携や統合を考えている」(大手百貨店幹部)とされ ………

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