プーチンに屈した富豪デリパスカ

ロシアも襲った金融危機の津波。「アルミの帝王」も、ノリニッケル株を国に担保に差し出した。

2009年1月号 BUSINESS

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12月8日、米格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は、この9年間で初めて、ロシアの外貨信用格付けをAマイナスからBBB+に引き下げた。アメリカ発の金融危機の勃発後、G8諸国の中で格付けが引き下げられたのもロシアが初だ。直接的な背景には、資金の海外逃避からくるルーブル安がある。対ドルレートは、7月の1ドル=23ルーブルから現在では28ルーブル前後まで下落。ロシア中央銀行はルーブルの買い支えを余儀なくされ、同行が保有する金・外貨準備は11月28日現在、4550億ドルと8月初めの5970億ドルをピークに、わずか4カ月で1420億ドル余を失った。さらに深刻なのは、ロシア経済の主力エンジンともいうべきエネルギー・資源市況も急落していることだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は12月5日、終値で1バレル=40.81ドルと40ドル割れ寸前まで低下。この相場では、09年度以降、ロシ ………

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