パナソニックの三洋買収でトヨタが「漁夫の利」

2008年12月号 DEEP [ディープ・インサイド]

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「パナソニックが三洋電機を子会社化すれば、わが社のメリットは大きい」と、“漁夫の利”に期待をかけているのはトヨタ自動車の首脳。トヨタとパナソニックは合併でハイブリッド車や電気自動車用のバッテリー会社「パナソニックEVエナジー」を稼働させており、ここに三洋のリチウムイオン電池の技術を導入できると見込んでいる。今のハイブリッド車はニッケル水素電池を使っているが、理想はより高出力で小型のリチウムイオン電池。開発に全力をあげるも安全性の問題が解決されず、来年発売予定の新型プリウスへの搭載は見送った。トヨタをはじめ自動車各社は3年前、経営危機に陥った三洋にバッテリー部門の買収を持ちかけたが断られ、いったんは諦めた経緯がある。今回の合併はトヨタに世界ナンバーワンといわれる三洋の電池技術をもたらす可能性が強くなった。 ………

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