山口組内紛の背景に改正暴対法

執行部が反旗を翻した組長を「大量処分」。日本最大の暴力団で何が起こったのか。

2008年12月号 DEEP

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国内最大の指定暴力団山口組で大きな「異変」があった。ナンバー2の高山清司若頭ら執行部が、幹部の後藤忠政・後藤組組長を「除籍」したのをきっかけに、反執行部の幹部が反旗を翻し、内紛状態に陥ったが、執行部が巻き返し、造反した幹部を「大量処分」したため、かつての分裂騒動には発展しなかったと伝えられる。内紛の背景には、指定暴力団代表者の「使用者責任」を拡大するなど、捜査権限を強化した改正暴力団対策法への対応をめぐって、山口組内で対立があったとされる。山口組は神戸市灘区に総本部を置き、構成員約2万人、準構成員約1万9千人で、国内暴力団員のほぼ半数を占める。服役中の司忍六代目組長を頂点に「直系組長」「直参」と呼ばれる約90人の2次団体組長(司組長の子分)、3次団体組長(直系組長の子分)、4次団体組長(3次団体組長の子分)、5次団体組長(4次団体組長の子分)らがピ ………

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