「一般財源化」裏で蠢く2大怪獣

2008年12月号 連載 [policyの極意 第8回]

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麻生太郎総理大臣はべらんめえの独特の語り口だ。そのため一般には総理が自分で判断していると映るし、誰が裏で差配していようともわかりづらい。ところが、得意のはずの経済政策をみると、うっすらと本当は誰が動かしているのかが透けて見える。総理自らが決定したように見えることでも、実際にはほとんど事務方が作っている。そのときの事務方で重要なのは、各省から出向している総理秘書官である。なにしろ四六時中総理と一緒にいるので、総理は彼ら秘書官の影響をもろに受けてしまう。これは某総理秘書官経験者が語っていたことであるが、総理は事前に閣僚からどんな議論を吹き込まれていても、決定会議の直前に秘書官に耳打ちされれば、ほとんどの場合、それに従う。要するに、重大な決定の直前に誰が総理に重要情報を上げるかが政策決定の鍵なのだ。総理秘書官は、政務秘書官1人と、財務省、経産 ………

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